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ーラム肉スペアリブで楽しむごちそうおうちごはんー

ラム肉スペアリブの魅力と基本

ラム肉のスペアリブは、骨付きならではのジューシーさと、ラム特有の香りが合わさった、ごちそう感たっぷりの部位です。見た目が豪快なので難しそうに感じますが、実は下ごしらえと火加減さえ押さえれば、家庭でも意外と失敗なく楽しめるメニューです。まずはラム肉スペアリブの特徴や、他のお肉との違いを知っておきましょう。

ラム肉スペアリブとはどんな部位?

スペアリブとは、骨付きのバラ肉を指し、骨の周りにほどよく脂と赤身がついているのが特徴です。ラム肉のスペアリブは、豚肉のスペアリブよりも脂が軽く、食べたあとに重くなりにくいのがポイントです。骨の周りにはうま味がたっぷり詰まっているため、じっくり加熱することで柔らかくジューシーに仕上がります。

ラム肉初心者の方でも、スペアリブは食べやすい部位です。骨付きのため見た目に迫力があり、パーティーや特別な日のメイン料理としても活躍します。普段は豚や鶏のスペアリブしか選ばないという方も、ぜひラム肉で新しい味わいにチャレンジしてみてください。

ラム肉ならではの香りと味わい

ラム肉は独特の香りがあると言われますが、スペアリブの場合は脂と骨のうま味のおかげで、コクのある味わいを楽しめます。スパイスやハーブ、甘辛いタレとの相性も良く、味つけ次第でさまざまな表情を見せてくれるのも魅力です。

また、ラム肉は赤身が多く、たんぱく質や鉄分などの栄養も豊富です。スペアリブは脂もありますが、下処理や調理法を工夫すれば、重たく感じにくいバランスのよい一皿になります。味つけを濃くしすぎず、ラム肉本来の風味を楽しむようにすると、リッチなのにくどくないメニューになります。

下ごしらえとおいしく仕上げるコツ

ここからは、ラム肉スペアリブをおいしく食べるための下ごしらえや調理のポイントをご紹介します。ちょっとしたひと手間を加えるだけで、臭みを抑えつつ、骨の周りまでしっかり味のしみ込んだ一皿に仕上げることができます。初めての方も、順を追って進めていけば安心です。

臭みを抑える下準備

ラム肉の香りが気になる場合は、調理前の下準備でぐっと食べやすくなります。まずはキッチンペーパーで表面の水分やドリップを軽く拭き取り、気になる余分な脂があれば取り除きます。そのうえで、塩を軽くふってしばらく置き、浮き出た水分をもう一度ふき取ると臭みが和らぎます。

さらに、牛乳やヨーグルト、ワインなどに短時間漬ける方法もあります。特にプレーンヨーグルトは、たんぱく質をやわらかくしながら臭みをマイルドにしてくれるのでおすすめです。漬け込んだあとは、表面を軽くふき取ってから味つけをすると、ラム肉のうま味を残しつつ食べやすいスペアリブになります。

味をしっかり入れるマリネのコツ

骨付き肉は中まで味を入れるのに時間がかかるため、マリネしてから調理するのがポイントです。ビニール袋や保存容器に、オリーブオイル、塩、こしょう、にんにく、ローズマリーやタイムなどのハーブ、レモン汁やワインを入れてよく混ぜ、ラムスペアリブを加えて全体になじませます。

冷蔵庫で少なくとも一時間、余裕があれば一晩置くと、骨の周りまでしっかり味が入ります。甘辛い味つけにしたいときは、ここに少量のはちみつやしょうゆを加えると、日本人にもなじみやすい風味になります。マリネ液は焼くときのソースとしても活用できるので、最後まで無駄なく使えます。

おうちで楽しむラム肉スペアリブレシピ

下ごしらえのポイントがわかったところで、具体的なラム肉スペアリブの楽しみ方を見ていきましょう。オーブンを使った本格的なレシピから、フライパンや魚焼きグリルで手軽にできる方法まで、家庭のキッチンでも再現しやすいアイデアをご紹介します。

外はカリッと中はジューシーなオーブン焼き

ラム肉スペアリブの定番といえば、オーブンでじっくり焼き上げるレシピです。マリネしたスペアリブを常温に戻し、天板に並べて高温のオーブンで焼きます。最初はやや高めの温度で表面に焼き色をつけ、そのあと温度を下げて中まで火を通すと、外はカリッと、中はしっとりジューシーに仕上がります。

途中で、マリネ液や肉汁をスプーンでかけながら焼くと、表面にツヤが出て一層おいしそうに見えます。付け合わせに、じゃがいもやにんじん、玉ねぎなどの野菜を一緒に焼けば、トレーごとテーブルに出せるボリューム満点の一皿になります。お皿を洗う手間も少なく済むので、ホームパーティーにもぴったりです。

フライパンやグリルで手軽に楽しむ方法

オーブンがない場合や、少量だけ作りたい場合は、フライパンや魚焼きグリルでもおいしく仕上げられます。フライパンで焼くときは、最初に表面をしっかり焼いてから、ふたをして弱火で蒸し焼きにすると中まで火が通ります。最後にふたを外して余分な水分を飛ばせば、香ばしさもプラスされます。

魚焼きグリルを使う場合は、網にオイルを薄く塗ってからスペアリブを並べ、途中で上下を返しながら焼きます。余分な脂が落ちてくれるので、見た目はこってりでも後味は意外と軽く仕上がります。焼き上がりにレモンを絞ったり、ミントやパセリを散らしたりすると、ラム肉らしい香りを楽しみつつ爽やかに味わえます。

ラム肉スペアリブをもっと楽しむアイデア

最後に、ラム肉スペアリブを日常の食卓やイベントでより楽しむためのアイデアをご紹介します。味つけや食べ方を少し変えるだけで、同じスペアリブでも印象ががらっと変わり、家族や友人にも喜ばれる一品になります。シーンに合わせてアレンジしながら、自分好みの楽しみ方を見つけてみてください。

おもてなしやアウトドアにもぴったり

ラム肉スペアリブは、見た目の華やかさからおもてなし料理にぴったりです。大皿に盛り付けてテーブルの中央に置くだけで、食卓が一気に特別な雰囲気になります。手づかみで豪快に食べられるので、家族や友人とのホームパーティーにも向いています。

また、バーベキューやキャンプなどのアウトドアシーンでも大活躍します。あらかじめ家でマリネしておき、現地では焼くだけにしておけば準備も簡単です。炭火で焼くと香ばしさが一段と増し、外で食べる開放感もあって、忘れられない一皿になるはずです。

余ったスペアリブのアレンジレシピ

食べきれなかったラム肉スペアリブは、翌日のアレンジにも使えます。骨から肉を外して細かく刻み、ピラフやチャーハン、パスタの具材として使うと、うま味たっぷりの一品に変身します。また、トマトソースやカレーに加えれば、コクのある味わいを楽しめます。

スープにする場合は、骨ごと煮込んでだしを取るのもおすすめです。野菜と一緒にコトコト煮込めば、体が温まる優しいスープになります。余りものとは思えない、贅沢な一皿として最後までおいしく楽しめるので、ぜひ試してみてください。

2025.11.21